大学全体
慶應義塾は、福澤諭吉が江戸築地鉄砲洲(現在の東京都中央区明石町)に開いた蘭学塾に始まる。1868年、前年の1867年に購入しておいた芝新銭座(現在の港区浜松町)の有馬家控屋敷跡に移転、この年が慶應4年であったことから慶應義塾と改称する。なお「義塾」は英国の「public school」の訳語と言われている。
第二次世界大戦前には「三田の理財」とも称され、さらに「早稲田の政治、駿河台の法学、白山の哲学」などをも加えて総称されることもあり、伝統的に経済学部が有名である。三田会の存在やその権勢を背景にした実業家が卒業生に多い。
慶應義塾大学の関係者の間では、公式なものではないが、「慶」と「應」に独自の略字が用いられることがある。慶および應は他の漢字に比べて画数が多いため、「けい」「おう」という読みが英語のアルファベットのKとOの発音に近いことに着目して、「广」の部分以外をKとOに置き換えた「广+K」「广+O」からなる造字で表記するもの。
2006年11月、学校法人慶應義塾は学校法人共立薬科大学と合併についての協議に入った。
その後両学校法人の間で協議が重ねられた結果、2007年3月に両学校法人の合併を決定し、合併契約書を締結した。
これに伴い、両学校法人では2007年9月までに文部科学省から合併認可を得、その後に共立薬科大学の廃止認可申請及び慶應義塾大学薬学部、同大学院薬学研究科の設置認可申請を実施する。これらの手続きを経て2008年4月に両学校法人は合併し、慶應義塾大学に薬学部と大学院薬学研究科が設置される予定。
両学校法人は「この合併には双方にメリットがある」としている。慶應義塾大学にとっては、既存の医学部、看護医療学部に薬学部、薬学研究科が加わることにより、同大学の医療分野の教育、研究の一層の充実をはかることができる。
一方共立薬科大学にとっては、慶應義塾大学病院を使って実習を行えるようになるなど、より充実した環境のもとで薬学に携わる人材を育成できるというメリットがあるとしている。
塾訓・目的
塾訓
慶應義塾の塾訓は「独立自尊」となっており、大学もそのままこれを使用している。
慶應義塾の目的
慶應義塾には「慶應義塾の目的」という文章が伝わっている。これは1896年(明治29年)11月1日に、芝・紅葉館で開催された懐旧会(慶應義塾出身者との懇親会)で行われた福沢諭吉の演説を元に、福沢自身が書き直したものである。内容は以下の通り。
慶應義塾は単に一所の学塾として自から甘んずるを得ず
其目的は我日本国中に於ける気品の泉源智徳の模範たらんことを期し
之を実際にしては居家処世立国の本旨を明にして
之を口に言ふのみにあらず躬行実践
以て全社会の先導者たらんことを欲するものなり
以上は曾て人に語りし所の一節なり 福澤諭吉書
教育および研究
かつては体育大学ではないのにもかかわらず全学部学科において体育が必修科目であり、「塾生皆泳」なるスローガンのもと、水泳で50メートル泳法ができないと単位を取得できなかった。複数の卒業生が、自著や対談の中で単位を取るのに水泳の特訓をしたと回想している。
(出典;Wikipediaより)
慶応大学紹介サイト
薬学部の理念
近年の医療関連科学技術の進歩と医薬分業の進展、少子高齢化社会の到来、画期的新薬開発の要請など、医薬品を取り巻く社会的問題が顕在化し、薬学、薬剤師を取り巻く環境が大きく変化しています。
2006年には、薬の専門家として臨床現場などで貢献する薬剤師の資質向上を目的に「薬学教育6年制」がスタートしました。この背景には、社会が求める知識・技術を持った薬剤師、医師や看護師と協力してチーム医療の現場で活躍できる学際的知識を持った高度な専門職としての薬剤師の養成に対する社会からの強い要請があります。
また、これに伴い新薬開発のみならず、環境・生命科学など多様で広範な薬学分野で活躍する人材に対する社会的要請から「4年制薬学部」もスタートしました。
安全・安心への社会の関心の高まりや薬剤師概念の変化による薬学教育の更なる高度化により、薬に携わる人々への全人教育・教養教育・倫理教育、そして薬に関する政策立案及び実践において社会をリードする多様な人材の養成が求められています。
その実現のためには、広く教養教育を受けることができ、かつ多様な教育機会と人的交流に恵まれる場と、長期にわたる高度な病院実習、ならびに最先端の薬学研究を可能にする環境が不可欠であります。
慶應義塾は、薬科大学として77年にわたり教育研究を行い、優れた成果を挙げてきた共立薬科大学と合併し、現有する9学部と有機的連携を図りつつ、薬学人としての知的、道徳的及び応用的能力を展開させることを目的として薬学部を設置します。
そこでは、薬に携わる人への全人教育・教養教育・協力教育を行うことによって、未来の国際社会における総合的な健康生活コンサルタント分野を創造し、従来の薬剤師にとどまることなく、健康生活コンサルタント養成への道を先導します。また、企業等における薬剤、食品、環境分野等の高度な研究開発に携わる人材、薬学の知識をもって経済界を先導する多様な人材、そして国内外を問わず薬に関する政策立案及び実践を先導する多様な人材を養成します。
さらに、近年の薬学教育・研究に課せられた上記の課題に取り組み、薬学を通じて広く社会に貢献することを目的とします。
(出典;慶応大学HPより)
慶応大学HP